将棋を指す時に、何がいりますか?
まず最初に用意すべきものとして、盤と駒があります。この2つを手にとって相手と交互に指す事により、対局が進んでいきます。
今回は将棋を指すのに必要な盤や駒の基本的な説明します。
簡易タイプ
将棋を指す準備として、盤と駒をセットで用意される方も多いかと思います。
これらの代表的なものとして、マグネット式のものがあります。これは駒もセットで付いていて、駒が磁石になっており、とても安価です。
子供のおもちゃ売り場などにいくとよく見かけます。
まず、指してみようというときには非常にお手軽に準備できます。
ただこのタイプだと将棋を指しているというより、おもちゃのゲームをしているような感覚になります。
盤や駒はやはり木製の物を使いたい、というときは、盤が2つ折りになっているタイプ
があります。こちらも駒がセットでつい来る場合もあります。駒も木製のことが多く
マグネット式と異なり、机上に盤をおいて、駒音高く手付きよく指すことも一応できます。すこしだけですが、将棋を指している雰囲気にひたれます。
盤
もうすこし本格的なものとなると、盤や駒を単体で購入することになります。
盤に関しては、卓上タイプのもので一枚板形状の将棋盤があります。
木製で、折りたたみはできない、厚さが3センチ程度の板状もの。
重さも3キロくらいして、少々駒を打ち付けても盤が動くことはありません。
町の将棋道場などにおいてあるタイプです。値段も高く1,2万くらいから、となります。
さらによいものになると、脚がついてる盤になります。
盤の厚みも12センチ~20センチを超え、盤の形状も板というより立方体です。
立方体を支える独特の形状の足が4つ付いています。
NHKの将棋対局が毎週日曜日に行われていますが、それに使われているのがこのタイプです。
将棋のプロ棋士が対局するのに使われ、タイトル戦でもこの形状のものが使用されています。
重さも10キロくらいします。値段もものによりますが、数万円から数百万以上となります。
駒
最も安い駒はプラスチック製です。値段は数百円からで非常に求めやすいものとなっています。
木製と違って劣化しにくく、適度に駒自体の重みが有ります。
木製の駒で字が印刷されているタイプのものがあります。
これも値段は安く、持った感じが軽い場合もあります。このあたり好みが分かれます。
彫駒というのがあります。職人さんが字体を彫ったものです。
材質も黄楊(ツゲ)と呼ばれる木材を使用していることが多いです。
最上級のものが盛上駒です。彫駒は字体を彫ったところに色を塗るだけでしたが、
盛り上げ駒はその彫ったあとに漆で埋めさらに字体の部分だけ盛り上げて作る手法です。
駒の高級品になると、すべてカスタムメイドであり、駒を作った人、駒の文字の書体などが
わかるようになっています。値段も数十万円するものもあります。
まとめ
将棋の基本的な道具である盤と駒を説明しました。
値段も数百円から高いものは数百万円するものもあり、多岐にわたっています。
パソコンやスマホの上で表現される盤や駒も便利ではありますが、
実際に手に触れることのできる盤や駒は、なんともいえず良いものです。
自分の目的に合わせて良いものを体に入れましょう。
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