将棋の棋士同士の対局は、お互いプロ同士の戦いなので、
普通は五分五分のはずです。
それを連続して勝ち続けるのは少し考えれば、
相当難易度が高いものというのは理解できるでしょう。
いままでの棋士の中で連勝の最高の記録はなにか、
最近の記録はどうか、などを見ていきましょう。
直近のランキング
2017年度の連勝ベスト10です。
1位 藤井聡太 29
2位 藤井聡太 16
3位 永瀬拓矢 13
4位 豊島将之 12
5位 佐藤康光 11
6位 野月浩貴 10
6位 宮田敦史 10
6位 三枚堂達也 10
6位 杉本和陽 10
10位 中村太地 9
10位 山崎隆之 9
10位 斎藤慎太郎 9
10位 渡辺大夢 9
10位 石井健太郎 9
10位 近藤誠也 9
2017年は藤井聡太さんの年でした。記録を打ち立てたばかりか、
1位2位と一人ワンツーフィニッシュを実現しています。
やはり若手が中心で、若手でない棋士(失礼!)
佐藤康光さんや野月浩貴さんなども健闘しています。
が、やはり藤井さんがすごすぎて他の人がかすんで見えます。
この29連勝という数値がいかにすごいのか。
以下それについて説明します。
歴代記録
連勝の歴代ランキングです。
1位 藤井聡太 29 2016-2017
2位 神谷広志 28 1986-1987
3位 丸山忠久 24 1994
4位 塚田泰明 22 1986
4位 羽生善治 22 1992
4位 山崎隆之 22 2002-2003
7位 有吉道夫 20 1984
8位 羽生善治 18 1987-1988
8位 中田宏樹 18 1991
8位 丸山忠久 18 1999
8位 羽生善治 18 2005
8位 永瀬拓矢 18 2010-2011
連勝:歴代1位は言わずとしれた藤井聡太さんです。29連勝!
神谷さんの28連勝ももちろん大記録ですが、
藤井さんはこれを30年ぶりに更新しました。
藤井さんは4段、つまりプロになりたての状態でこの連勝記録を打ち立てました。
これも例を見ない記録です。
歴代の対局数や勝数は、十二分に実績のある人が出てきますが、
連勝記録を見るとこれに向いているタイプの棋士が浮上します。
丸山忠久さんや中田宏樹さんなどがそれにあたるでしょうか。
まとめ
将棋の連勝記録についてまとめました。
連勝は、勝率のような他社との実力に開きがある状態に加えて、
爆発力や瞬発力のようなものが必要となります。
あと、記録の話をすると、かならず羽生さんがでてくるので、
単に羽生さんの話をすればいいのかな?などと思ったりします。
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