大学に入ったらみなさん何をしますか?もし将棋が好きなら将棋部に入ることをおすすめします。
そして、大学生しか参加できない将棋の棋戦に参加してみましょう。
ここでは、大学の学生将棋、大学の棋戦について説明します。
学生棋戦
学生将棋連盟という組織があります。全体を統括する全日本学生将棋連盟と、
北海道、東北、関東、北信越、中部、関西、中四国、九州の各地区に
学生将棋連盟があります。これらの団体が学生向けの棋戦を主催しています。
地域によっても異なりますが、時期としては主に春と秋に実施されます。
種類として団体戦と個人戦が開催されます。
地域の棋戦で勝ち進み、好成績を収めると全国大会に出場できます。
団体戦は将棋部などの団体が前述の学生将棋連盟に加盟していないと参加できません。
個人戦は大学生なら参加できます。
また大学生限定ではないですが、小学生からの全学生に参加資格がある大会もあります。
地区毎の学生棋戦
ここで、例として関東で行われる春季季団体戦を見てみましょう。
この棋戦は、1チーム毎7人のメンバーで構成されます。
クラス分けされており、A級~C2級までの5つのクラスがあります。
クラス内は基本8チームから構成され、クラス内で総当たりのリーグ戦を行います。
この棋戦のもっとも上位クラスであるA級のさらに上位2校のみが、
全国大会に出場できます。
関西では、一軍戦、二軍戦というものがあります。
それぞれ1チーム7人、5人で構成されます。
それぞれクラス別のリーグ戦となるシステムは、関東と同じで、
このうちの一軍戦の最上位リーグの上位2校が全国大会に出場できます。
他の地区でも同様な棋戦があります。
団体戦
個人戦、団体戦のどちらに参加しても得るものは多いでしょう。
普段とは全く異なった環境で、違った相手と指す経験は、
勝ち負けに関係なく多くのことを学べると思います。
個人戦は自分の意志だけで参加できますが、
団体戦は、将棋部の事情により、選手に選ばれない、
などというケースもあると思います。
ただ機会があれば一度団体戦に参加してみることをおすすめします。
個人戦はすべて個人の責任なので、結果を自分一人で受け止めればいいだけです。
が、団体戦は自分の勝敗がチームの勝敗を左右することになります。
自分の形勢がたとえ必敗であろうとも、チームが勝ちと判断できないうちは
絶対に投げない、みたいなマインドが求められます。
これらは団体戦でしか味わえない経験です。
可能な方はぜひ参加してみてください。
まとめ
学生将棋、学生棋戦に関して説明しました。
棋戦、地区の棋戦があり、またそれぞれに、個人戦、団体戦があります。
オススメは団体戦です。全国大会でなく地区大会でも、チームでもぎとった
勝利は格別のものがあり、他では味わえない体験となるでしょう。
以上
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