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将棋のプロ棋士って、どれくらい稼げるの?棋士の収入に関して説明します

将棋のプロ棋士って、どれくらい稼げるの?そもそも食べていけるの?
棋士の収入に関して説明します

お金の流れ

お金は、スポンサー→連盟→棋士
という流れで回ってきます。
スポンサーからのお金ももちろん有限でパイは限られていますので、
棋士同士で奪い合うことになります。
基本は、将棋に勝ったほうがお金をもらえるというルールです。

順位戦という棋戦があります。名人戦の予選リーグ的扱いのもので、
名人を頂点として、上のリーグからA、B1、B2、C1、C2と分けられています。
このリーグに参加し、成績上位者は上位グループに上がり、昇段できます。
以前はこのクラスの順位がすなわち棋士の給料を決定していました。
その額は公表はされていませんが、
月額100、65、50、30、20、15程度ではないかと推測されます。
現在ではこのような固定給制度は廃止されていますが、
順位戦はクラスが上の方がより多くのお金をもらえるシステムは
変わっていません。

最高収入

では、棋士で一番稼いでいる人はだれでしょうか?
これは将棋連盟から毎年発表があります。
2017年の獲得賞金・対局料ベスト10は以下のようになります。
1位 渡辺明棋王 7534万円
2位 佐藤天彦名人 7255万円
3位 羽生善治竜王 5070万円
4位 久保利明王将 3019万円
5位 丸山忠久九段 2908万円
6位 稲葉陽八段 2801万円
7位 菅井竜也王位 2363万円
8位 中村太地王座 2144万円
9位 松尾歩八段 1985万円
10位 佐藤康光九段 1967万円

ほとんどが、タイトル保持者かA級在籍者の棋士になっています。
いままでほとんど1位であった羽生善治さんが3位になったことは特筆すべきです。

最低収入

では、収入が少ない方はどの程度のレベルなのでしょうか?
これはデータが公開されてはいないのですが、
推定で3-400万といったところだとされています。
プロ棋士は4段からお金がもらえ、勝てば高収入をめざすこともできますが、
ますが、競う相手はやはりプロの棋士です。そう簡単に勝てるわけがありません。
下位の方は必然的に生活が苦しくなりますが、そういう場合は、
アマチュアへの指導、
将棋イベントの仕事、
道場経営
などをして稼ぐことになります。

他にも棋士の仕事として、
棋書を執筆して印税をかせぐ、
CMの仕事、メディアでのお仕事、講演の依頼などもあります。
が、これは、一部の選ばれた方限定です。
普通の下位の棋士にはあまり回ってこないお仕事でしょう。

まとめ

棋士の収入ランキングをみると、1位の方でも1億いっていません。
羽生さんが前人未到の7冠制覇したときでさえ、2億いきませんでした。
これだけ厳しい世界で勝ち抜いてトップ10になったとしても、
2000万いかないとなると、はたしてこれは、
夢のある世界と言えるのでしょうか?

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