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将棋の勝率とは何割くらい?最高記録は?やはり羽生さんや藤井さんがいいの? 将棋の記録、勝率を解説!

勝率とは勝った数を対局数で割ったものです。
野球で言えば打率に相当します。
野球の打率の場合は、3割打てば一流とされていますが、
将棋ではどのような値になるのでしょうか?
今回は将棋の勝率を解説します。

勝率

野球はほぼ総当たりの試合が展開されますが、
将棋の棋士は全員で総当たりをするわけではありません。
必然的にそこには偏りが出ます。
つまり、上位者は上位者同士、下位者は下位者同士で戦います。

そもそも勝率とは、対局したときに今まで勝った割合を示す数字です。
これが高いというときにはそこに実力の乖離が存在します。
つまり簡単に勝てるときには対戦相手が相対的に弱い、自分が強いという状況です。

これが発生するのは棋士の若いころ、初期の段階です。
そしてクラスが上がると、より上位者とあたることになり、
必然的に勝率は下がります。

つまり、若い最初のときほど、勝率は高く、
もし記録を狙うのであれば、若くしかも棋士になりたてのときが有利です。

直近のランキング

2017年度の勝率ベスト10です。
順位 名前 勝率 勝敗
1位 藤井聡太 0.836 61勝-12敗
2位 大橋貴洸 0.793 46勝ー12敗
3位 永瀬拓矢 0.764 42勝ー13敗
4位 都成竜馬 0.744 32勝ー11敗
5位 佐々木勇気 0.721 31勝ー12敗
6位 高見泰地 0.720 36勝ー14敗
6位 増田康宏 0.720 36勝ー14敗
8位 豊島将之 0.710 44勝ー18敗
9位 近藤誠也 0.700 35勝ー15敗
10位 千田翔太 0.698 30勝ー13敗

藤井さんをはじめとする若手棋士を中心に実力者がひしめいています。
タイトルホルダーも見受けられますが、若い棋士であることには
変わりなく、前述の若手有利説を裏付けるものとなっています。
彼らが成長し上位に行ったときが真価を見極める時期となります。

歴代記録

では歴代ランキングはどうでしょうか?
勝率の歴代ランキング
順位 名前 勝率 勝敗 年度
1位 中原誠 0.8545 47勝ー8敗 1967
2位 中村太地 0.8511 40勝ー7敗 2011
3位 羽生善治 0.8364 46勝ー9敗 1995 
4位 木村一基 0.8356 61勝ー12敗 2001
4位 藤井聡太 0.8356 61勝ー12敗 2017
6位 桐山清澄 0.8261 38勝ー8敗 1968
7位 近藤正和 0.8222 37勝ー8敗 2004
8位 中原誠 0.8205 32勝ー7敗 1966 
9位 羽生善治 0.8197 50勝ー11敗 1987
10位 大内延介 0.8182 27勝ー6敗 1966

歴代1位は大棋士である中原誠16世永世名人。
8割5分4厘5毛、47勝8敗です。1967年に記録されています。
この記録がもう50年以上破られずにいます。
羽生さん、藤井さんも名を連ねていますが、中原さんの記録には
およびませんでした。中原さんも非常に若い頃に記録を実現されています。

ここでも注目すべきは羽生さんで、1995年に3位の記録があります。
これは、7冠達成時の年で、タイトル戦が多かった。
いうまでもなくタイトル戦は一番強い棋士と対戦するわけであり、
トップ棋士でこの記録は驚嘆すべき記録といえます。

まとめ

勝率に関して説明しました。
勝率に関しては戦う相手が棋士によって異なり、
状況が異なってきます。概ね若い人が記録を残すことになるのですが、
その中でトップの時代に記録を残した羽生さんは偉大というしかありません。

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