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成績優秀でプロ編入試験に合格した しょったんこと瀬川晶司さんを紹介

瀬川さんを一言でいうと、将棋のプロに2度挑戦した人、です。
プロ養成機関の奨励会にはいり、年齢制限により退会。
その後、大学を出て会社員となり、アマ棋士として活躍。
いままでになかったプロの道を自分で切り開き、
プロテストを受けることになり、見事プロ棋士となりました。

今回は珍しい方法でプロ棋士になった瀬川さんのお話です。

奨励会時代の瀬川さん

瀬川さんは、中学生時代に、全国中学生選抜という
全国大会の将棋棋戦で優勝しました。
中学生というのはプロ棋士を目指すにはやや遅い年齢ではありますが、
その後奨励会に入り、3段リーグまで進みました。
が、結局4段になることができず、プロ棋士を断念せざるをえませんでした。

プロになるということと4段になることは同じ意味です。
3段以下もプロではありますが全く無給であり、4段からお金がもらえる状態になります。
奨励会の3段リーグの上位2名にならないと4段にはなれません。
そして、基本的に25歳になると奨励会を退会しないといけないルールです。
当時は、奨励会を退会するとプロには成れませんでした。
したがって瀬川さんはこのとき自分の人生のすべてを否定されたような
感覚をもったはずです。

アマ棋士としての瀬川さん

奨励会を退会したあと、瀬川さんは、しばらくは将棋に触れなかったそうです。
しばらくは引きこもりのような生活を送ったあと、まずは大学に通い始めました。
このとき視野を広げたことが良かったの でしょうか?
再び将棋に触れはじめ、アマチュア棋士としての将棋の活動をはじめました。
かつては、アマチュアは、いくら強くてもプロ棋士と対戦することさえまれでした。
しかし時代は変わり、アマチュアでも強豪であれば、
プロと公式戦で対戦することができるようになってきました。
これによってアマ棋戦で勝ち続けた瀬川さんは、プロとの勝負を実現していきました。
そして、対プロの対戦で、なんと7割以上の勝率をあげることができました。
この実績とそして周囲の応援もあり、日本将棋連盟へ嘆願書を出し、
プロの編入試験の実施にこぎつけることができました。

プロ編入試験

いまでは制度化されているプロ編入試験ですが、
瀬川さんが嘆願書をださなければこの制度はなかったでしょう。
また当時連盟の会長が米長邦雄さんであったこともことを有利に運んだ一員と言えましょう。

瀬川さんは現在制度化される前のいわば試験的ルールで
実施されました。
現在実施されているルールとは少し異なりますが、当時は6局指して3勝すれば合格というルールでした。
そしてそのなかには当時A級だった久保利明さんなどのトップ棋士もおられました。
また、現名人の佐藤天彦さんも当時3段の奨励会員で対局相手でした。
瀬川さんはこの二人には負けてしまいましたが、その他の相手には勝利し、無事3勝をあげ合格できました。
はれて、将棋のプロ棋士になったわけです。

まとめ

瀬川さんは現在48歳。立派な中堅棋士として活躍されていますが、
まだC2級というクラスです。
正直、藤井聡太さんや羽生善治さんなどのトップ棋士とはちがっています。
しかし、ご自身は、この選択を後悔したことはないと言い切っています。
棋士になってもちろん厳しい道で不断の努力が必要ですが、
それでも棋士として将棋が指せるよろこびはなにものにもかえがたい、
おそらくご自身で道なき道を切り開いてこられた人ならではの感想と言えます。

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